常用すると薬物依存になる!?

慢性頭痛のために、鎮痛剤や予防薬を服用している人の中には、薬の副作用による頭痛を発生させていることがあります。長期にわたって薬を服用していると、毎日のように頭痛や嘔吐に悩まされるようになってしまいます。何度も服用すると薬の効いている時間が短くなりますから、薬が手放せない状態になります。これを「薬物乱用頭痛」といいますが、今、このような人たちが増えています。

では、なぜ薬を飲み続けると薬物乱用頭痛になるのかといいますと、じつはまだそのメカニズムは解明されていません。しかし、いろいろな説がある中でも有力なのは、1つの成分を使い続けているとレセプターが反応しなくなるという説です。

同じ薬を長期間飲み続けていると、ある日突然、痛みを止める薬の成分をレセプターが邪魔者と認識するようになってしまいます。そして、レセプターは血液中の痛み物質であるヒスタミンを捕まえるために、体を勝手に変化させます。この変化によって、これまで効いていた薬の成分は効力を発揮しなくなります。こうしてそれまで飲んでいた薬が効かなくなりますから、担当医から薬を替えるようにすすめられます。これが悪循環となり、自分でも気づかない間にどんどん強い薬に移行してしまうのです。

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